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他人の視線が気になる症状とは?認知療法で改善の方向へ!

認知療法

誰でも1度は他人の視線が気になって、失敗した経験があることでしょう。しかし極端な緊張や不安が続き、人が怖くなって社会生活が送れなくなるケースがあります。

 

今回は他人の視線が気になる症状にスポットを当て、概要をわかりやすく説明します。また、治療法の1つである認知療法も詳しく紹介します。


他人の視線が気になる症状とは?他視線恐怖症と呼ばれる!

自分がどう思われているのか、他人の視線が気になるのは誰にでもあることです。しかし、過敏に反応しすぎると、外出できないなど生活に支障が出てしまいます。これは「他視線恐怖症」と呼ばれ、社交不安障害(社会不安障害)という病気の1つです。

他人の視線が気になる原因!心当たりはある?

他視線恐怖症は、主な原因が2つ挙げられます。心の中で「怖い」という印象が植え付けられていることから起こります。

過去の出来事が引き金に

小学校~高校の多感な時期に、発表で失敗した、皆の前で笑われた、親の冷たい視線などで傷付いたことが原因になる場合があります。

元々の性格も関係する

持って生まれた性格が神経質や完ぺき主義、心配性や人見知りなどの場合、ひどく他人の視線が気になることがあります。

極端に他人の視線が気になる!具体的な症状とは?

他視線恐怖症に悩む人の主な症状を挙げました。

乗り物などで恐怖を感じる

電車やバスなどで顔が上げられないという人が多くいます。また、車のバックミラーに映る後ろのドライバーが怖いというケースもあります。

作業を見られる時に不安が伴う

受付などで名前を書く時、お金を払う時、接客業で作業を行う時などに極度に緊張してしまい、恐怖を感じる人もいます。

常に見られている気がする

歩いている時、買い物をしている時、電車を待っている時などでも、常に他人の視線を感じて恐怖感を覚えるケースもあります。

他人の視線が気になる不安障害!適切な治療法は?

生活に支障が出る場合は、勇気を出して信頼できる医療機関を受診しましょう。他視線恐怖症という診断が下った場合は、次のような治療法があります。

一般的な薬物療法

個人の症状に合わせて、抗うつ剤や抗不安薬が処方されます。動悸や震えがひどいときはβ遮断薬を用いることもあります。症状が改善しても、自己判断で薬を止めると再発することがあるので注意してください。

考えを修正する認知療法

投薬と平行して、認知療法を行うケースもあります。他視線恐怖症で認知療法を用いる場合、「見られている」「笑われている」「バカにされている」などの思い込みを修正するよう専門家が導いていきます。

認知療法と共に暴露療法も

暴露療法とは行動療法とも言われ、苦手な場面を段階的に設定してあえて取り組み、大丈夫という経験を積んでいく方法です。専門家の指導の下、成功する体験を重ねることで自信がついていきます。

認知療法の具体的な方法とは?一例をご紹介!

認知療法の一般的な内容を紹介します。あくまでも例なので、実際に行う際は専門家の指示に従いましょう。窓口業務で極端に意識してしまい、悩む人の場合です。

  • 「うまくやらなくては」
  • 「失敗したら大変だ」
  • 「皆に見られている」

などと思い込んでしまい行動できなくなる場合、認知療法では

  • 「本当に来た人全員があなたを見ているのか」
  • 「お客さんはあなたをチェックしに来たのか」
  • 「世の中の人があなたのあら捜しをしているのか」
  • 「ミスをしたら即効クビになるのか」

などといった内容を盛り込み、考え方の修正を行います。さらに暴露療法やホームワークなどのプログラムを平行することもあります。

他人の視線が気になる症状!認知療法はどこで受けられる?

他視線恐怖症などの不安障害で苦しい時は、まず医療機関を受診して診断を仰ぎましょう。認知療法が必要となれば、個人に合わせて指導をしてもらえます。

医師が行う場合もある

精神科や心療内科で、医師が直接認知療法の指導をするクリニックもあります。この場合は保険が適用になります。

各種サポート機関

医師から紹介される機関で適切な認知療法を受けられます。病院に併設しているカウンセリング施設、個人で開設しているサポート機関など各種あります。

極端に他人の視線が気になる場合!カウンセリングの費用は?

臨床心理士が行うカウンセリングルームなどの場合、保険が適用されませんので注意しましょう。費用は、約2時間で1万円~12000円くらいが主流です。90分で設定している施設もあります。症状にもよりますが、数ヶ月から半年のプログラムが一般的です。出張してカウンセリングを行う所もあります。

まとめ

他人の視線が気になる症状の「他視線恐怖症」について説明してきました。他人の視線が気になるのは誰にでも経験があることですが、普段の生活に支障が出る場合には1度医療機関を受診して相談してみましょう。個人に合った認知療法や暴露療法などのプログラムを行えば、少しずつ改善に向かうことが期待されます。受診が不安な時は、信頼できる人に付き添ってもらうことをおすすめすます。

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