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心因性の自律神経失調症の対処に認知療法が有効です!

認知療法

自律神経失調症は神経疾患のある患者で原因がはっきりしない症状をひっくるめて呼ぶ総称であり、気分障害のうつ病や統合失調症とは分けて考えられます。

 

原因はさまざまで、女性に多く現れる原因は月経と閉経、妊娠など、ホルモンバランスの乱れが男性よりも起きやすいことが原因です。


自律神経失調症のメカニズム

自律神経失調症の原因は多岐にわたります。ホルモンバランスや、食生活、環境の変化、空調の効いた場所での生活、内臓の疾患、心因的なものなど、これらが複数合わさっている場合もあります。

 

自律神経は人体の生命維持に関わる臓器や機能を気持ちや考えに左右されずに自動的に動かすために、脳からの細かな命令を伝達する神経です。交感神経と副交換神経の2つで構成され、それぞれ緊張と弛緩を受け持っています。

 

自律失調症になる一歩手前の段階では交感神経(緊張を受け持つ)が優位な状態にあり、人体の各機能もこれに従い「緊張状態」になります。運動や咄嗟の動き、または睡眠からの覚醒など、緊張が必要な場面で作動するのは正常ですが、のべつこの状態が続くと心身ともに疲労してしまい、さらに病的症状までもが現れ始めるのです。

 

ですから自律神経失調症の治療ではストレスをいかに減らして心身をリラックスさせるかが、治療の要点となります。また外的なストレスよりも、心の悩みや不安、恐怖などの心因的なストレスの方が、長い期間ストレスをして在住してしまう性質があるために、自律新規失調症でも不安障害やうつ病同様に精神状態の改善が治療方法として有効であるとも言われています。

30歳・主婦・自律神経失調症に対しての認知療法

主婦のTさんは育児の疲れから不眠症状となり、多くの不定愁訴の症状を訴えるようになりました。肩こりや頭痛の症状もありましたが、ある日体がフラつき、まともに立っていられない状態になりました。田舎暮らしで車の運転が必要な生活環境ですので、フラついて車を運転できないと、生活が非常に不便になることが悩みの種でした。

 

何軒かの病院で診察をしましたが、器質的な疾患がないことから神経疾患を疑い、心療内科を受診し、自律神経失調症と診断されました。全母乳の為にTさんには薬物の処方をせず、生活の改善指導と認知療法による治療方針を選びました。

 

育児中の母親が自律神経失調症になるのは非常に多いケースであり、疲れとイライラが原因となり、精神を追い詰めて神経に不調が出るのです。この時期の母親は「この状態がいつまでも続く」といった錯覚に囚われたり、主人に対する不満なども加わって大きな精神的ストレスを受け続けるのです。

 

Tさんもやはりこのような感情を持っており、医師との懇談の中で抱いている考えが錯覚であることを正しく認知し、心でストレスを作り出さない努力をしました。そしてゆっくりと半身浴をして「自分だけの時間」を工夫して作ること、主人に育児を協力してもらい、病気に通院していることを打ち明け、病気を理解してもらことで気持ちが楽になり症状は改善に向かいました。

まとめ・認知療法の普及

自律神経失調症の検査をすれば、程度の差こそあれほとんどの人がその「予備軍」であるとも言われるほどに現代人はストレスにより苦しめられています。「気持ちの問題」「心の弱さ」だけでは片付けられない状況なのです。

 

認知療法は世界的に可能性が期待される治療法であり、老人うつやキレやすい子供の教育、多くの依存症、犯罪者の更生、災害地区のPTSDの問題など「心のケア」の主軸にりつつある治療方法であり、現在認知治療を行える医師、カウンセラーの育成をすることが急務である、と政府、厚生省の方でも動き始めています。

 

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