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パニック障害に適用される認知行動療法とは?

認知療法

パニック障害は現代病として猛威を振るっている疾患と言えます。その根本的な原因は解明しきれていませんが、世界中の医療機関で研究され、治療法もあるていど確立されています。


パニック障害は脳の病気?

パニック障害は1度~数回、何らかの原因で電車内やエレベーターなどの狭い場所などでパニック状態になり、その後はその「パニックが襲ってくること」に対する恐怖や不安を作り出してまたパニックを起こす・・という悪循環な性質による疾患です。

 

現在解明されているのは「脳神経伝達物質」の不調が原因とされ、その他の精神疾患や不安障害とは区別して考えられるようになりました。脳の伝達物質であり、脳の沈静化をコントロールするセロトニンの働きが抑制され、全身で恐怖を感じてしまうのです。

パニック障害の治療方法

パニック障害の治療方法としてはセロトニンの働きを正常化するSSRI(パキシル・ルボックス)を使う方法と、認知行動療法を併用が有効だと言われ、一般的に普及しています。

 

認知療法と行動療法(曝露法など)を併用するのが「認知行動療法」であり、広場恐怖症(一度パニックを起こした場所を恐怖する)の改善策として効果が高い方法です。

55歳・主婦・の認知行動療法

ごく一般的な環境で生活されている55歳の主婦Kさんはある日電車内でパニックを起こして駅員の助けで病院に搬送されました。精密検査をしてもどこにも異常が見つからなかったのですが、その後頻繁にパニックを起こすようになり、その不安と自信喪失から家に閉じこもるようになりました。病院にはいくつか通院しましたが、やはり身体に異常は見られませんでした。

 

これはパニック障害に陥る患者の典型的なパターンであり、周囲の理解が得られないことも本人の精神的負担を重くしてしまう原因となります。

 

その後、親類の勧めで精神科のドアを叩くことになり、薬物治療がまず始まりました。それによりパニックは起こさなくなりましたが、広場恐怖症や予期不安などパニックの後遺症とも言える精神状態が続きました。

 

医師はSさんに認知行動療法を促し、施術が始められました。パニック法障害の場合は他の不安障害と違い、「行動療法」の方に重きを置くことが一般的です。

 

Sさんの場合もSSRIを服用しながら3日に一度の割合で発作を起こした駅におもむき、恐怖を払拭することに努めました。それに慣れれば今度は休日にご主人と連れ立ってポケットにはSSRIを携帯し、実際に電車に乗り、1駅、2駅と乗る区間を増やして、1年かけて1人で電車に乗ることができるようにまで回復したのです。

まとめ・誰にでも起こりうる症状

パニック障害の最初の発作がなぜ起きるかはまだ解明されていませんが、ほとんどの研究者の推測では「ストレス」が原因だという意見です。特に経済的に恵まれた国に多い症状ということから考えても、食生活や生活リズムの狂い、人間関係など、現代社会における生活そのものが複合的に重なりパニックの引き金となるようです。

 

ストレスに苛まれているのは実際にパニックを起こした患者だけではありません。先進国で暮らす全ての人が、ある日突然パニック障害になる可能性があるのです。

 

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