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多汗症で悩む人の認知療法効果は?

認知療法

多汗症とは外気の温度や室温、自分の体温に関係なく多くの汗をかく症状であり、また一般的な汗とくらべて異常な量を発汗する場合もこれに当てはまります。

 

最近では多汗症に悩む人が多く、それは現代の日本人が汗を「毛嫌い」するようになったことも要因の一つだとも言われています。


多汗症の精神的な原因

多汗症には汗腺異常と精神的な事柄が原因となる場合があり、その両方が合わさって原因となるケースもあります。多汗症も社会不安障害の一つとして、他の神経症や精神病のきっかけをなることもある疾患であり、近年これで悩む人が増えています。

 

神経質な性格や潔癖症の人がなりやすく、汗をかくこと自体に恥ずかしさや危機意識を持ち、症状を悪化させてしまいます。

 

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)は人の生活環境において、文化的な水準や幸福感を現す指数ですが、多汗症はこれを著しく低下させるものとして医学の分野でも研究が進む疾患です。

 

原因が複雑なのが根本治療の難しさの要因ですが、実際はかいた汗自体が精神的なストレスをなることもあるために、皮膚科の外科手術的な治療がきっかけで精神的にも楽になる場合があり、多角的な治療が可能である、ということもこの疾患の特徴でもあります。

24歳OLの認知治療での効果

短大を卒業後、OL生活をはじめたSさんは思春期の頃から自分の汗の量の多さに悩んでいました。多くのデオドランドグッズを使用し、汗対策に余念がない生活を長く続けていました。入社後は会社にて多くの社員と接することが増え、汗対策をしている時間などが無い場合もあり、しだいにストレスを感じるようになりました。

 

入社2年経った頃から不定愁訴(理由もなく肩こりや頭痛、だるさ、しんどさを感じる)を感じ始め、会社を休んでしまうことも増えていったのです。生理不順や不眠症を患うようになり、心療内科のドアを叩き、相談を始めました。

 

カウンセラーは問診を続けるうちにSさんの心の病が進行状態にあることに気づき、また多汗症に悩むことが不定愁訴の原因であると推測し、認知療法の施術を勧めました。

 

うら若き女性であり、現代の日本人が汗を嫌う価値観があるために、認知療法でSさんの考え方の取り違えを矯正することは難航しましたが、しだいに認知の歪みを理解し、また不安障害に使われる向精神薬SSRIの使用で「汗をかかない事実」を仕事中に作ることで、自信を持たせて「焦って加速する症状」「汗が出ることに対する予期不安」を軽減させることで症状は改善されていきました。

多汗症の怖さとまとめ

思春期の多感な時期に体臭の問題も含めて「汗嫌い」になることが多汗症の大きな原因の一つです。「汗が出るんじゃないか?」という恐怖は完全に認知の取り違いであり、人は汗をかかないと健康な肉体を維持できない動物であることを忘れてしまっているか、知らないのです。
「汗」を敵視してしまうことから、発汗を恐怖し、それに対する不安がストレスとなり、精神を追い詰める・・というメカニズムを自分の心の思考回路に作ってしまうので心因的な要因での多汗症の正体なのです。

 

多汗症の怖い所はそれ異常の疾患を招くことであり、以下の様な症状につながる場合がありますので早期の治療を考えることが大切です。

  • うつ病
  • 不定愁訴
  • 対人恐怖症
  • 強迫性障害
  • 自律神経失調症
  • 不眠症
  • 重度の社会不安障害
  • その他の精神病

 

 

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