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どもり癖がある人に対しての認知療法の効果は?

認知療法

吃りは医学用語では吃音症といい、原因や実態がはっきりとは解明されてない症状です。研究機関の調べでは人口の1%~5%もの人が苦しんでいると言われています。

 

近年では研究が進み、認知療法が有効であることが分かり、各医療機関、クリニックで施術されています。


吃音の性質

吃音(きつおんしょう)のほとんどは幼少期に発症し、男性の方が、女性の3倍以上多い症状です。脳に異常が見られないのが定義であり、ここが「言語障害」との違いになります。

 

最近では会社など社会生活のストレスから大人になって発症するケースが増え、リストラやパワハラ、学校でのイジメが原因で強い不安や悩みが引き金となり、突然吃りだすこともあるようです。

45歳会社員の吃音

入社10年目の男性Aさんは飲食店事業を展開する会社で営業などの仕事をされていました。会社の社長交代で経営方針が大きくかわり、以前に比べて過酷な環境になってしまったそうです。

 

職業柄多く人と接する仕事で、Aさんは流暢に会話できる人でしが、上司からパワハラ的なプレッシャーを受けるようになり、悩んだ挙句に吃音の症状が出るようになりました。上司はAさんの吃音に対しても強い指摘をするようになり、すっかり困り果てて心に強いストレスを抱えたまま毎日を送る生活を強いられました。

 

吃音は日に日に酷くなる感じで、だんだん話をするのが辛くなり、同時期に神経性胃炎を発症したことががきっかけで心療内科を受診するようになりました。カウンセリングの中で自分の吃りのことも含めて心の中を医師に相談すると「認知行動療法」の存在を教えられ、Aさんは同意して翌週から施術を開始しました。

 

社会不安障害では自分の勘違いにより心の中で作り出した恐怖と不安にストレスを感じることが病気の原因になりますが、Aさんははっきりと「パワハラ」という外的原因があります。しかし吃音は始め、そのことを苦にし過ぎて余計なストレスを溜め込んだことが神経症発症のきっかけになっていたのでした。

 

治療が進み、神経性胃炎が穏やかになった頃に、吃音の症状も軽くなったと言います。

他の不安障害と似たメカニズム

大人になり発症する吃音症の場合、吃音自体が不安と恐怖の原因になり、加速するケースが多いのです。吃音は他人からみて「明らかに吃っている」と認知されても本人が自覚しない場合もあり、またその逆もあります。

 

Aさんの様なケースでは医師は「吃ること」自体がそれほど他人に迷惑をかけるものでは無く、吃りによってもたらされる被害などほとんどない・・ということを患者に認知させることで、心の重荷を下ろします。

認知療法のメリットとまとめ

認知療法は薬物治療と併用されることもよくありますが、吃音が原因の一部になっているっ場合などは、認知療法のみで行われることが一般的なようです。多くの抗不安薬や抗うつ剤の副作用には軽い言語障害を招く副作用があるものもあり、吃音を悪化させてしまう原因にもなるためです。

 

認知療法のみならこの心配もいらないために、吃音を含む不安障害の治療には有効な手段として考えられています。

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