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異性と対峙した時に大量のあせが出る人のための認知療法

認知療法

思春期になると男女ともにできたての性の意識にとまどい、異性と対峙した時に極度の緊張状態になることがあります。

 

これは至って正常なことですが、そこから大人になりしばらく経ってもこの症状を強く現す人は「対人恐怖症」の疑いがあります。


社交不安障害

相手が「異性」と特定されても、話をしたり近くにいるだけで冷静さを保てないのは社会不安障害の一つと考えたほうがよい症状です。世の中の半数が異性ですから、仕事や日常生活にも影響は出ますし、本人も健全な精神状態を維持することはできません。

 

異性の前で赤面したり発汗したりするのは思春期の頃に受けた心の傷や異性に対しての正常な認識力を持てなかったことが原因であり、女性に多い症状だと言われています。

婚活中の28歳の女性

未婚女性が自ら結婚相手を探すことは珍しくなくなりました。28歳のAさんもその中の1人でしたが、Aさんの場合は悩みがありました。

 

思春期の頃から男性の前に出ると緊張して体温が上がり、大量の汗をかいてしまうことが恥ずかしく、あまり積極的に男性に近づくことができませんでした。しだいに男性から逃げるようになり、それは就職してからも続きました。会社でも男性社員の前では恋愛感情もないのに緊張してまともに受け答えをすることができなくなり、かく汗の量もだんだんと増えていくような状態でした。

 

Aさんが特に意識したのは「汗」であり、多汗症を疑い、インターネットで調べるうちに汗腺の摘出手術を本気で考えたほどです。婚期を逃してしまったのも多汗症が大きな原因でした。

 

思い立って婚活を始めたのと同時に「社会不安障害」の存在を知り、自分がそれに当てはまることを知ると少し安心はしましたが、異性の前で汗をかく症状は改善されませんでした。このままでは婚活パーティーない参加しても緊張するばかりで話をすることもおぼつかない・・と考え、ネットし知ったクリニックのドアを叩くことを決意したのです。

認知行動療法

Aさんがクリニックで勧められたのは「認知行動療法」です。一般的な認知の歪みを矯正する認知療法に加え、恐怖を感じる対象に立ち向かっていく行動療法(曝露法)を組み合わせたものであり、そこでは薬物との併用で行うものでした。

 

Aさんの発汗に対する思考メカニズムの発見は比較的分かりやすいもので、多くの女性に現れる症状と原因でした。この場合の多汗症は根本的な原因の追求というより、「汗をかくことに対する恐怖、不安」を取り払うだけで十分でした。

 

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ剤の一種を使います。これは脳が恐怖や不安を感じてしまう仕組みを抑制する働きを持つ薬剤であり、世界的に使用されています。

 

SSRIは「恐怖、不安を感じさせない」薬であり、これを服用して日常生活を送ります。汗をかくことに恐怖をしていたAさんはその恐怖から開放されて、異性の前でも発汗しなくなる「実績」を作っていくのです。しだいに自信がついてくると今度は少しづつ男性と話す時間を長くしたり、薬を減らしたりしながら自信を強化する方法です。

二次的恐怖に注目

対人恐怖症は何らかの原因となる事件が過去にありますが、精神分析療法のようにそれを徹底的に探し出す方法もありますが、原因は「二次的恐怖」であり、Aさんのケースに例えると「なぜ汗をかくか?」よりも「汗をかくことが怖い」ということに注目して認知治療を行うことができます。

 

自信がついたAさんは男性に対して徐々に意識しなくなり、婚活パーティーでもストレスなく接することができ始めているようです。

 

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