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あがり症と認知療法の体験談

人前でのスピーチやプレゼン、発表、また接客などで尋常ではないくらいに緊張する方も、社会不安障害の疑いがあります。

 

多くの症状は周囲の人からすると取るに足らないもの(発汗、腹痛、緊張、赤面など)ですが、本人にとっては強いストレスを受ける大きな問題なのです。

 

そのこと自体も本人にとっては気を病ませる原因であり「理解されないこと」に対するストレス受けてしまう結果になります。

 

実際にはあがり症が原因で転職を考えたり、自分の将来設計の変更を余儀なくされることも少なくなく、生活全体のクオリティーを下げるものとして専門医の治療対象になります。

 

 

27歳の会社員・あがり症の男性

極度のあがり症の彼は、企画部に所属しています。部署の特徴としてミーティングやプレゼンの機会が多く、彼にとってはそれが悩みの種でした。

 

学生の頃から友人も何人かおり、別段人間関係で苦しむような性格ではありませんでしたが、大勢の前での発表やクラブ活動の本番には弱く、どちらかというとそういう場面を避けるような行動をとっていました。

 

彼は入社後順調に仕事を覚えていき、後輩や部下ができる地位になりました。数人の前で業務の話をする機会も増え、企画のプレゼンなどをする回数も増えてくるに従い、体に不調を感じ始めました。

 

人前で話をする時に多量の汗をかくことが多くなり、それが悩みになっていったのです。制汗剤や着替えを持ってくことで発汗に備えましたが、解決にはならず、しだいに人前で話す機会を疎ましく思うようになり、強いプレッシャーを感じながら仕事をする日々が続いたのです。

 

ある日の退社後、家に帰ってから1時間ほど仮眠を取り目覚めるとめまいがしてフラつき、それは翌朝まで続きました。症状は酷くおさまる気配もないので大事をとって会社を休んだそうです。

 

その日から体が重く感じられて力が入らず、まためまいの方も症状が酷くなる一方でした。内科を受診してもどこも異常は見られず、耳鼻科など違う科を受診しても結果は同じでした。

 

家族のアドバイスで心療内科を受診し、はじめて自分が「神経症」だということが分かったのです。受診した心療内科では「認知療法」を行えるカウンセラーが駐在しており、担当医師から勧められて同意しました。

 

「自動思考」の段階でカウンセラーが気づいたのは彼の持つ「恐怖感」でした。人前で話をする時は誰しもそれなりの緊張はするものですが、彼がそれを自分の心の中で悪化させて「緊張」を「恐怖」に変えてしまったことがストレスを多く作ってしまう原因だったようです。

 

「人前で話をするのは緊張する」ということまでは正常な考えですが「人前で話すのは恐怖だ、もう話したくない」と思ってしまうことは考えに現実性がなく偏りの強い発想なのです。

 

めまいやフラつきは強いストレスを持続させてしまったことによる「心労」が原因の自律神経の障害でした。彼の症状は初期の段階でしたので、薬物投与により職場で感じる「恐怖」の瞬間に慣れていく、という方法が選択されました。

自ら作るストレスの怖さ

自分の心がつくりだす恐怖に自分自身が攻撃されてしまう「社会不安障害」の典型的なケースですが、どんな精神的なストレスであれ、それが長期間続くと思わぬ場所に障害が現れるか分からないのが「ストレス」の怖さなのです。

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