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認知療法は、自分を見つめなおすこと

認知療法

いつからか分かりませんが、私は幼い頃より常に「怒られること」に対して異常なほどの怯えを持っていたように思います。人に怒られるということは、嫌われること。

 

そんな方程式が頭の中で完成してしまい、大人になった私はその考えが原因で仕事に支障をきたすようになりました。昔から人の顔色をうかがって生きてきたために、先輩や上司が少しでもむすっとした顔をしていると分かってしまいます。


そしてその原因が自分だと、根拠のない思い込みを持つようになったのです。結局この思い込みが上司や先輩への異常な怯えに発展し、関係は最悪に。

 

何度か転職を繰り返した挙句、人間が本格的に恐ろしくなってしまったのです。そんな時に訪れた心療内科で、私は認知療法というものを勧められました。

 

私の心労は、確証のないものに対する怯えから来ていると。まず人に対して勝手な思い込みをしてしまうという歪みを直すことが大切だと、当時の先生はいっしゃいました。

 

その病院ではカウンセリングは行っていましたが、その中に認知療法を含まれておらず、私は自ら専門書を購入して学ぶことにしました。まず認知療法のやり方は、過去の自分が不快に思った出来事を思い出すこと。

 

そしてその状況を、日時、かかわったのは誰か、何が起こったかに分けて詳しく書き出していきます。その時に自分に浮かんだ考えを箇条書きにしたら、分析をスタート。

 

事実と自分の思い込みである部分を分けて、客観的に見直していくのです。例を挙げれば、仕事で失敗して上司に怒られて落ち込んでしまったケース。

 

この時に上司に嫌われ、自分は何もできないダメ社員だと思い込んでしまいますが、実際に書き出してみるとその考えに対する矛盾点がたくさん出てきます。ミスをしたけれどきちんとこなせている仕事がたくさんあるし、上司だって後処理の面倒を最後まで見てくれた。

 

この事実があれば嫌われている、自分はだめだという歪んだ思い込みを矯正することができるのです。私は嫌なことがある度にこのように紙に書き出し、他者の視点として状況を分析していきました。

 

すると、悪い思い込みが必ずしもそうでないことが分かり、沈み続ける気持ちにストップをかけることができたのです。そのうちに嫌な出来事に直面したら頭の中で分析を始めることができるようになり、今では紙に書くことはだいぶ少なくなりました。

 

精神的に弱く、すぐに自分を責めてしまうような人は、一度時間をかけて自分を見つめなおすことが大切です。紙に書き出すことで当事者としてではなく、他人としてその状況をとらえる。

 

自分の嫌な気持ちを一度リセットして事実を洗い出すだけでも、人に対するネガティブなイメージを消すことができるのです。

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