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認知療法はどうやってやるの?実際のやり方の例と注意事項

認知療法

社会不安障害を持ち苦しむ人に有効な治療方法として「認知療法」があります。
その技術のある精神科医師やカウンセラーがとり行い、近年ではストレスが原因の不安障害や精神疾患治療に利用されるようになりました。

 

施術者と患者が1対1で行われることもあれば、多くの患者に同時に行えるカリキュラムもあります。

 

認知療法は自ら不安や恐怖を創りだしてしまう患者の思考のクセやスキーマ(筋立て)の欠点を見つけ出して医師が会話をしながら矯正していくものであり、これにより患者の精神的なストレスの根源を取り払うのが目的です。

 


認知療法のやり方

認知の狂いは患者が間違いに気づいていないことが第一の問題です。認知療法では施術者とのカウンセリングをしながら患者の気持ちをすべて紙に書き出すことが基本になります。

 

ここでは同棲中の女性が彼氏に料理を作った場面を例として説明します。

1.テーマの状況を書き出す

[例]
○月○日 
今日は彼氏にご飯を作って美味しいと言ってもらえた

2.次にその時の気持ちを克明に書きます

喜び、安心、不安、プレッシャー

 

※施術者はこの「不安」と「プレッシャー」といった事に着眼します。作った料理を「褒められること」は通常では「うれしさ」しか感じないはずですので、この不釣合いな回答に対して質問します。

 

(患者は以前彼氏に美味しくない料理を作って酷く怒られた経験があったようです。)

3.「自動思考」を書き出す

自動思考とはアクションが合った時に無意識で頭の中に浮かんだことです。これは本人が注意しないと直ぐに意識から消え去ってしまう「第一印象」のようなものです。本人が意識できないので施術者が気付き聞き出す形となります。

回答例1

「次も上手く作らなければいけない」

 

もし患者が彼氏に褒められた時に、第一にこれが頭に浮かんだとし、これによるプレッシャーや不安を感じたのだとしたら、これは至って「正常な答え」です。

回答例2

「彼は私のことが嫌い」

 

こう患者が答えた場合がこの患者の精神的に自分を追い詰めてしまう思考の組み立て方の特徴ということに注目します。

 

回答例2は実際の検証もない単なる「被害妄想」です。こう答えた患者は様々な場面でこういった発想をしてストレスを貯めこむ性質なのです。

 

こういった発想では「次も上手く作ろう」などと前向きな気持ちは起きないのは当然であり、この患者は一回の料理の出来不出来から、恋人同士の恋愛の行末にまで思考を巡らさなければいけなくなります。

 

その部分から過去の経験や幼少期の生活にまでさかのぼり、質問を確信に迫らせていきます。こういった発想をするようになったきっかけが見つかり、患者自ら自分の思考に歪さを認知させることが「認知療法」の目的です。

 

自分の「嫌われている」という自動思考が「空想」や「被害妄想」であり、形のないものに自分が怯えて苦しんでいる事に気づくことで多くの不安や恐怖から開放されます。

 

認知療法はうつ病を例にとると軽度~中程度の患者には有効ですが、重度の患者には有効性が見られないと言われています。薬を使ったストレスや不安を取り除く治療をして症状の改善が見られた場合に行うのが一般的です。

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