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認知療法はどうやってやるの?うつ病と認知療法の基礎知識

認知療法

心因的な不安やストレスが原因で発症する「うつ病」は原因の多くが患者の心の中と思考から発生しています。

 

過去のトラウマや、性格的原因、事件事故やトラブルの時に受けた心の傷を、長期間思い続けたりすることで発症する「心因性」のうつ病には複合的な方法での治療が必要になることがあります。

 

現在の精神科診療では、大きく分けて2つの治療パターンがあります。最も一般的なのが抗不安薬や抗うつ剤などを使用して心因的、または脳が受けているストレスを軽減して通常の生活に慣らすことで症状の改善を目指すものです。

 

そしてもう一つは「認知療法」です。認知行動療法ともいい、独特なカリキュラムを進めます。


認知療法は考え方のクセを矯正

基本的には患者が自分の考え方により、現実的には起こりえない不安を感じたり、繰り返し思い起こすことで怒りや恐怖、焦りなどを強く感じてしまう様な考え方の「クセ」などを、施術者と面談をしながら紙に書き出し、自分自信が無意識に思っていることを「認知」し、それを矯正させる方法です。

 

この2つの治療方法は完全に分かれている、というわけでもなく、併用することもあります。

 

現在うつ病治療は「心の問題」だけでなく、病状が悪化していたり、長く症状を維持していた場合に受ける長期的なストレスにより起きる脳の「神経伝達物質」の異常が併発していることも確認されています。ですから、まず向精神薬により、慢性的に受けるストレスの攻撃を和らげてから、認知療法によって根本解決に向かう・・という手順を踏むのが一般的です。

治療の流れ

  1. 施術者のランダムな質問により、患者が無意識に感じたこと(自動思考)を紙に書き出す。
  2. 書きだした紙に対して患者が感じることや価値観に、うつ病の原因となる特徴的な偏りを見つけることができればそれを矯正すべく話し合う。
  3. 日常の生活習慣を見直し、生活リズムを話し合い、実行する。(時間割など)
  4. 敬遠していること、面倒と思うことに無理の無い範囲でチャレンジしてみる。
  5. グループ活動などを通じて楽しみと感じられるような作業に取り組む。
  6. 5)の項目と平行して1).2)の意識的な認知、矯正を続ける。

これは治療方針の一つでありますが、パターンや順番は患者に合わせて変化します。

 

うつ病の原因を患者が「認知」できたとしても、すぐに改善しない場合もあり、ストレスを軽減する薬物を使用して、苦手な作業や「しんどい」と患者が思う作業をこなしていく過程で自信がついて解決する場合もあります。「認知療法」は比較的軽度はうつ病に対して有効であり、重度の患者には効果が薄いと言われています。

 

うつ病をこじらせてしまうと脳の機能が低下したり、脳内の鎮静物質の働きが悪くなるなどの障害が出ている場合があり、先にこの身体的な要因を解決してからでないと逆効果になる場合もあります。

 

人は無意識の中にストレスの引き金となる原因を抱えています。それをまず自分自信の「表層意識」で明確に認知することで「第三者」としての観点を持つようになれます。

 

うつ病は言い方を変えると「主観が行き過ぎた」病気です。恐怖、焦り、怒り、悲しみなどは全て自分自身が創りだしていることを知ることでうつ病の根本治療のきっかけとなります。

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